やっぱり答えなどない。
そんなにシンプルなものでもない。
ハッキリと、「こうです。」と断言することが、どんどん難しくなってくる。
言葉にすることが難しい。
不思議な世界で生きていることに、改めて気づく。
大昔、歌うことは、祈りだったそう。
私が今こうやって歌っていることが、それに近い感覚になっていくのがわかる。
人を癒したい、と思っていることは、本当のこと。
でも、それだけじゃない。
心のどこかでは、必死で何かを訴えたくて歌っているのかもしれないし、
まだ出会っていない感覚を手に入れたくて歌い続けているのかもしれない。
考えはいつも止まらないけれど、
その先に現れたものが、自分のイメージした通りのもの、それ以上に良いものが産まれるように、
基本と、技術と、そして心。
冷静さと、道化を引き連れて、進む。
そして、今の環境に感謝を。