20161027

やっぱり答えなどない。

そんなにシンプルなものでもない。

 

ハッキリと、「こうです。」と断言することが、どんどん難しくなってくる。

言葉にすることが難しい。

 

不思議な世界で生きていることに、改めて気づく。

 

大昔、歌うことは、祈りだったそう。

 

私が今こうやって歌っていることが、それに近い感覚になっていくのがわかる。

 

人を癒したい、と思っていることは、本当のこと。

 

でも、それだけじゃない。

心のどこかでは、必死で何かを訴えたくて歌っているのかもしれないし、

まだ出会っていない感覚を手に入れたくて歌い続けているのかもしれない。

 

考えはいつも止まらないけれど、

その先に現れたものが、自分のイメージした通りのもの、それ以上に良いものが産まれるように、

基本と、技術と、そして心。

冷静さと、道化を引き連れて、進む。

 

そして、今の環境に感謝を。

20161022

危うさを少しばかり残したまま大人になることは、美しいと思う。

それは、自分の経験ではなく、ずっと見つめていて、なんとなく思ったこと。

 

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最近髪を伸ばしてます。

理由は、髪が揺れた方が歌った時に綺麗だな、って思ったから。

いろいろ人間関係で恐ろしいことがあって、髪をバッサリ切った時期があって、そこからずっと黒髪ショートだったけれど、もうそろそろリハビリもおしまいかなって。思えるようになってきました。

自分に必要のないものを、削ぎ落としていく。

そこにもし、多少の危うさが残っていたとしたら、それはやっぱり、その人の個性であって、愛しいものだと思う。

20161012

昨日お知らせしましたYOIMACHI2016、反響大きく嬉しいです。
1曲入魂アクトとして、本当に1曲だけなんですが、全力で弾き語ります。

今年は高円寺一生青春音楽祭ボイドリ2016にも出演させていただくように、今までとは全く違うフィールドで小林未季の音楽をお届けすることを目標に今年の秋は活動しています。そこで出会った人たちはみんなまっすぐで、私に大きな刺激をくれています。
そこで本当の言葉をくれた共演者の方や佐藤周作さんには本当に感謝しています。

川口のジャズストリートフェスティバルも、行く先々に知っている方がいるだけで、それだけで覚悟のエネルギーがグッと高まります。すごい。足を運んでくれて、ありがとう。本当に。

あまり自然体を超えた気張り方はしたくないんだけれど、でも今は自分の人生の中でもかなり大きな波が来ています。その大きな波がこれから私を叩き潰すのか、それとも新しい大陸へ誘ってくれるのか、どちらか全然わかりません。先は見えません。
でも、もうそんな心配をするのはやめることにしました。

一緒に波を乗り越えてくれる人たちが信じてくれている限り、私も希望を信じられるし、その先に広がる世界がまた自分にとって試練になったとしても、それはまた同じように、自分の足跡のついた地になる。その分だけ強く優しくなれるから、大丈夫です。

今は制作も同時進行。みんなの生活がちょっと楽しくなるような音楽とお知らせができるように活動していますので、楽しみにしていてくださいな。