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8.19

昨日、音楽を担当させていただいた舞台「夕」の千穐楽にお邪魔し、打ち上げに参加させていただきました。

この素敵な舞台で、技術面で本当に大きなサポートをしていただき、時にプライベートな相談にものっていただき…素晴らしい先輩に出会えたことに感謝しています。
manzoさん、ありがとうございます。

そして、今回舞台の演出を担当された田邊俊喜さん、役者の方々、制作、スタッフの方々みなさんとても素敵な方ばかりで、恵まれた環境の中で音楽を作ることができたことを本当に嬉しく思います。

レコーディングも大好きな大里健伍さん、大辻ひろのさん、金子由衣さん、富田千晴さんにお願いすることができて、感無量でした。

 

これは昨日決めたことですが、自分の新しい音源を作ろうと思います。今まで作った曲をリメイクしていきます。

manzoさんとの出会いは、私の音楽をもっと自由にさせてくれる出来事でした。

例えば、パソコンでの作業で壁にぶちあたり、手が止まって何時間も悩んでいたら、それを「なんでもっと早く言わないの!」と言ってくれたり。
シンガーソングライター、作曲家、どちらも半端にしたくなくて悩んでいた時に、現実的に、私の音楽性や性格を理解してくれた上で意見をくれたり。

最高の先輩です。

新しい音源の内容も曲数もまだ決めていませんが、
焦らずに、今の自分が納得できる最高のものを、大好きな人たちと作っていけたらと思っています。

どうぞ、楽しみに待っていてください。

8.14

最近の楽曲提供に関するおはなしです。

絢音さんの新しいアルバム『また明日が来て』に収録されている『自分のことより』の作曲/編曲、『虹の彼方へ』の作曲(編曲は渡邉幸啓さん)
担当させていただきました。

絢音さんのYouTubeトレイラーより。(9曲めと10曲めです。)
https://youtu.be/ZzvEhVOfLmk

ブログにも書いてもらっているのですが、『自分のことより』は、絢音さんのお母さんのへの楽曲。曲の構想段階から我が家に来てもらって、お母さんとのお話をたくさん聞かせてもらい、音にしました。そして、私は作りながら泣いてしまい、絢音さんも楽曲確認で泣いてくれて…とても納得のいく作品に仕上げることができました。

『虹の彼方へ』も、彼女のイメージがしっかりあったので、それを素直に音にしました。

特に『自分のことより』の編曲については、自分にとって試練だった刀剣乱舞とZEROのストリングスアレンジが終わったタイミングだったので、とてもいいタイミングで編曲させていただけたなと思っています。

過去にも『理由』『タイムカプセル』の2曲を担当させていただいていますが、絢音さんの声は絹のようで、私も作らせていただけてとても嬉しかったです。

 


城所葵さんの8月22日発売のメジャーデビューアルバム『NEO歌謡コンチェルト』に収録される『雪月花』で、城所葵さんと共作させていただいています。(編曲はmanzoさん)

発売日翌日の22日には汐留BLUE MOODにてワンマンライブがあるそうです。

城所葵さんは歌謡曲や演歌のアーティストさんなので、私も大きなチャレンジでしたが、おかげさまで全力で楽しく作らせていただき、とても素敵な作品になりました。
彼女の人柄と同じく、儚さと力強さが共存した美しい歌声が好きです。
これからメジャーで頑張る彼女。ぜひチェックしてください。

8.9

明日、さいたま国際芸術祭2020のさいたまアートセンタープロジェクトのオープン記念会があります。

8/10(土)13:00~16:30(開場12:30)
市民会館おおみや(定員50名・参加無料・予約不要先着順)

こちらに私も登壇&『セルディヴィジョン 』のMVを流していただく予定です。

完成したばかりの見やすくてかわいいシラバスは、今回の仲間、懸谷直弓さんのデザイン。
彼女はしっかりとぶっ飛びのバランスが絶妙なとても素敵な方です。
小林未季もこちらのシラバスに掲載していただいてます。(照れちゃう。)

https://art-sightama.jp

日常と芸術をつなげるきっかけがギュッと詰まっています。

最近思うことは、大人になってから「あーもっと勉強しておきたかったな」とか、「大人になった今だから知りたい」と思えることが増えてきました。
その一つが、アートです。

個人的には美術史の講座、コンプリートしたいです。

今回国際芸術祭に参加させていただくにあたり、
私もみなさんにたくさんの景色をお見せすることができたらと思っていますし、同時にみなさんと一緒にアートに触れる機会をたくさん持ちたいなと思っています。

今いろんな問題が起こっていると思いますが、
私は時代の変化には必ず議論が起こり、そこで出た答えから、また新しい時代に移っていくのだと思っています。

自分で違和感に気づく。そこから考える。そして、議論する。
これからの時代、本当に大切なことになっていくと思います。

世代が違えば考え方も違う。価値観、経験、みんなそれぞれ。
その中でも、みんないいところとわるいところがあるし、
いいところもわるいところも人によって見方もそれぞれ。

変わらずにあること、変わっていくこと…答えは1つだけではないと気づいている人も多いと思います。

私は、正直、気づきかけてる段階っていう感じです。
頭ではわかっているけれど、心ではなんとなくピンときている最中というか。
だからこそ、もっと考えたい、もっと共有したい、もっと話したい!そして作品を通して、考え続けたいです。

多様性の時代、これからどうやって生きていこう。
失敗を恐れず、楽しんで試していきたい。
選択肢を自分で作れるこの時代、誰もがクリエイターだと思います。

どうなんだろうと思ったら、少しでも見てもらえたら嬉しいです。そして、ぜひぜひ参加してみてください。

心よりお待ちしています!

8.3 ご報告とお知らせ② さいたま国際芸術祭2020 Sightama Art Center Project コアメンバーに選ばれました

“さいたま国際芸術祭2020″参加させていただきます。

今、日本各地でトリエンナーレやビエンナーレと呼ばれる国際芸術祭が開催され、雑誌やメディアでも取り上げられているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。

それが、埼玉県の政令指定都市であるさいたま市でも2020年に “さいたま国際芸術祭2020″という名前で開催されることになりました。

公式HP
https://art-sightama.jp
市のHP https://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/008/004/p066274.html

芸術を楽しむプログラムがいくつも用意されていて、私はアートを身近に体験する「Art Sightama」というプロジェクトの中の「深呼吸する水曜日」(映画・歌・ダンス・演劇のプログラムの部門)で、コアメンバー(メインメンバー)としてお声がけいただきました。

週の真ん中の夜、「深呼吸するように心と体を少し解きほぐす」というコンセプトで、私の音楽の理念の「景色の見える音楽で人の心を癒す」というところと繋がるところがあり、参加させていただくことを決めました。
とはいえ、特に何か変わるわけではなく、変わらず私らしい音楽をお届けします。

市民の方々(さいたま市民でない方々もたくさん)と一緒に、さいたま国際芸術祭2020を成功させるためにチームとなって協力体制もできていて、そんなところも楽しみながら進めています。

8月10日(土)に
埼玉県の市民会館おおみや
http://www.saitama-culture.jp/omiya/access.html)にて
「オープン記念会」でアーティストとして参加させていただくことになりました。
13時~16時30分(開場12時30分)
(定員50名・参加無料・予約不要先着順)
私は歌いませんが、ご挨拶させていただく予定です。

こんな素敵な芸術祭に呼んでいただけたこと、とても光栄に思います。
映画監督、写真家、音楽家、彫刻家…分野を超えた、いろんな方々とお会いできて、学ぶこともとても多く、仲間と呼べるメンバーもできました。

劇場は現在工事中で11月頃完成予定だそうです。(劇場の設営にも関わらせていただいています。ありがたすぎる。)

具体的なスケジュールの発表はこれからですが、最高の音楽を用意しますので、ぜひぜひ聴きに来てください!
心よりお待ちしております。

力を合わせて、がんばるぞっ!
春に撮った集合写真より

7.31 ご報告とお知らせ ① 作曲家の活動

お知らせできる段階になりました。

いくつもお知らせがありますので、読みやすいように、タイトルで分けて書いていこうと思います。

そして、予想外にブログを書くのに時間がかかってしまい、他のお知らせも少しずつ書いていきます。

まず、作曲家の活動です。

舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ(上演中)
https://www.marv.jp/special/toukenranbu/stage.html
こちらのOP曲のストリングスアレンジを担当させていただきました。

舞台『ZERO 公安警察特殊部隊』(上演終了)
挿入歌(歌は城所葵さん)のストリングスアレンジを担当させていただきました。

舞台『夕-ゆう-』(8月7日より上演)
https://www.yuu-stage.net
こちらの音楽を一部担当させていただきました。
公式HPにmanzoさんと連名で名前を載せていただいています。

 

ここ数年、シンガーソングライターとしてだけでなく、
インディーズの映画や舞台の音楽制作を担当させていただく機会が少しずつ増え、そして今回このような大きな作品に関わらせていただきました。

4月からこれらの作品づくりは始まっていました。
ずっとプレッシャーとの闘いでした。今までにない規模の作品づくりでした。

責任感から不安にもなりましたが、それでも、関わらせていただいている方々がとにかくエネルギーに満ちていて、個性的で素敵な方々ばかりで、苦しくても笑いながら、なんとか乗り越えることができています。

何より、制作のきっかけをくださったmanzoさんには、技術的にも精神的にもサポートしていただきながら、今もなんとか乗り越えています。

8月4日から上演の『夕-ゆう-』は、80年代の長崎が舞台の青春ラブストーリーとありますが、とても素敵な作品で、台本を読みながら何度も泣いてしまいました。私も全力で音と向き合い、作らせていただきました。

ぜひ会場に足を運んでください。

このような素敵な作品に関わらせていただいたことに、心から感謝しています。
それと同時に、まだまだ知りたいこと、作りたい景色、みなさんに届けたい感動がたくさんあります。それをひとつひとつかたちにして、生きていきたいです。

私らしく、肩の力を抜いて(まだちょっと難しいけれど)。

そして、シンガーソングライターとしてだけでなく、
作曲家としての活動も頑張っていきます。

 

7.19

とても久しぶりのブログです。

2月のワンマンライブ以降、私の人生に大きな大きな変化がありました。
成長の機会をいただき、そして今、本当に自分がやりたかった世界に身を置いています。

ここ1〜2年で再構築し、捻り出した答え「やってみよう」を、実践しまくっていました。

私自身、2月のワンマンで”やりきった!”という感覚がとても強く、
その後1ヶ月くらいは本当に何も具体的な活動ができませんでした。(アーティストなら間髪入れずに活動し続けるべきだ、という考えの方からはお叱りを受けそうです…。苦笑)

MVの発表などはありましたが、その裏でいろんな方にお声がけし、分野を超えた方々ともお会いする中で、もっと広い世界に出るための仲間を求めて、小さな旅をしていました。そして、尊敬すべき素敵な方々と繋がり、活動できることになりました。

大切な仲間と居場所を見つけた、と確信しています。

それについて発表するのは、もう少しだけお待ちいただけたらと思います。

今までは自分のペースで発表できるものばかりだったのですが、
今関わらせていただいているプロジェクトは、多くの方々が関わっているものなので、すぐにパッと発表できるものの方が少なくなってしまいました。

ですが、その分、小林未季が今までよりもずっと広い世界に歩みを進めたんだ、と思っていただけるようなご報告ができるはずです。

そして、私がまたそこで新しく見た世界を音楽に還元して、聴いてくれるあなたにお届けしたい、と思っています。

小林未季は、
シンガーソングライターであり
作曲家であり
クリエイターであり
歌い手
です。

今年、あるいは来年、この言葉を軸に随時発表していけたらと思います。

肩の力を抜いて、私らしく、頑張っていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

暑くなってきました。
どうぞお体、心、共に健康でありますように。

小林未季

6.12

舞台「ZERO-公安警察特殊部隊『霧組』-」
2019年6月12日(水)〜6月16日(日)
全9公演 in六行会ホール

こちらの挿入歌の弦の編曲をお手伝いさせていただきました。
作曲はmanzoさん
歌は城所葵さん
とてもかっこいい曲です。

プレッシャーとの闘いでもありましたが、自分にとっても大きな一歩でした。
きっかけをくださったmanzoさん、城所葵さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。

公演を観に行くのがとても楽しみです。

6.11

今後の活動方針が決まりました。

方針、と言っても、ただ一本の大きな木がある、というのではなく、
5本の木があります。
それぞれは決して細くなく、その5本が編み上がって一本の大きな木になって育っています

今まで撒いてきた種がそれぞれ芽を出し始めた結果みたいです。

みたいです、と、少し他人事のように書いた理由は、
一気に大きく環境が変わったことに、どこか頭がついていかないところがあるからです。覚悟は持ったつもりなのですが、まだ少しだけふわふわしてしまうときがあります。

この2ヶ月、とても不思議な気持ちで、
それでも、とても素晴らしい方々に支えていただきながら、
ただ目の前のものをひとつひとつこなしていました。

そして一区切りつき、今日、お気に入りのカフェでこの2ヶ月を振り返っています。
ああ、こんなに楽しい世界に来てしまったのか、という
わくわくの期待と、
はたしてこの世界でちゃんと役に立てるのだろうか、という
どきどきのプレッシャーを、同時に抱えていることも実感しました。
そのふたつのうち、やっぱり、わくわくの方が、ちょっとだけ、強いみたいです。

今はとりあえずやり続けよう、周りの人たちを信じよう。
そんな感じです。

「やってみよう」は、今の自分にとって、魔法の言葉です。

がんばる。

 

6.4

2019年 12月25日(水)
2020年 2月26日(水),3月11日(水),5月6日(水)
それぞれ夜、ぜひ空けておいてください。
これ以上はまだ発表できないのですが、とにかくいい日にします。ぜひ。


城所葵さんのメジャーデビューが発表されました。
彼女のデビューアルバム2枚のうち上巻に収録される『雪月花』作曲で共作させていただいています。編曲はmanzoさん。
同時にクラウドファンディングの実施も決まったそうです。

彼女の心の気高さと優しさにいつも励まされています。
大切な彼女の人生のタイミングを、心から応援しています。

5.22

お煎茶を習っているんですが、
お茶をお客様に出す準備の中で、
茶碗を茶托(ちゃたく)という昔のコースターみたいなものに乗せる動作があるんですが、その時に先生がいつも「迎えに行って」って言うんです。

これが、とっても美しいなって思いました。

「迎えに行く」って、愛情がないとできないことだなって思います。

昔、友人カップルが別れた時に「愛情の愛がなくなって、情だけが残っちゃったんです」って言ってたのを思い出すけれど、愛情ってなんだろうって最近すごく考えています。

愛情は、余裕がないとうまく表現できなくて、
大事にしすぎてもうまく表現できなくて、
突然生まれるものではなく、日頃から育てていくものだと思っていて。

ややこしいですね。

頭だけで考えてしまうと、いつも行き過ぎて失敗してしまう。
心でもちゃんと考えてあげないと、自分が本当に望んでいるものは見えてこない。

そんな当たり前のことを思い出した、今日でした。

編曲も、お茶も、生活も、できるだけ丁寧にやっていきたいもんです。