ありがとうございました その2

その2です。
珍しくいろいろ書きます。

2月はいろんなことが同時に進んでいて、
ワンマンの打ち合わせ、準備、リハーサル、衣装のチェック、チケットの管理の確認、『スクリーン』のMVの撮影、公開、絵本のすり合わせ…正直頭がパンク寸前でした。

今回は特に予測もつかない事態に陥ることが多く、自分が必要以上に動かなくてはならない場面が多くありました。
相手の気持ちを尊重しなければいけないと思いつつも、やっぱりおかしいよなと思うことがあり、それは仕方のないことなのですが、やっぱり辛かった。

でも、その都度頼れるメンバーや友人に助けてもらいながら、
ショックなことも落ち着いて受け止められたし、なんとか乗り越えられたように思います。

頼れる仲間って、本当にありがたい。

自分がリーダーになり、プロジェクトを進めることの大変さを噛み締めました。
関わる人数が多いと、本当に大変。
もちろん自分も完璧ではないので、見極めと勉強の繰り返しだな、と。

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今回の衣装ですが、”スクリーン”というコンセプトと、普段の私のトレードマークである”白いシャツワンピース”に落とし込んで、松島みなみさんに作っていただきました。

今回の抽象的な内容にもしっかりついてきてくれて、そこからイメージを提案してくれて、一緒にわくわくしながら作れました。

右側にケープをつけたのは、私の体にスクリーンがあるように、とのことでした。

シャツのいたるところに白くて丸い花が咲き、裾には鱗や羽のように、場面によってかたちが変わって見えるように、というアイデアをくれました。
当日は北海道から忙しい中来てくれて、リハーサルの写真も撮ってくれました。
ありがとう。

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VJの松谷さんとは、私が曲ごとに色や景色のイメージを伝えて、それを映像に落とし込んでもらいました。
私が気持ちのままにあれもこれもと語りまくり、情報量も多く伝えてしまったのですが、それをとても広い器でしっかり受け止めて、素晴らしい映像にしてくださいました。すごい。

もっと文明が進んでいたら、分裂して客席にもう一人自分を置いておきたかった…。

今回のもう一人の主役だと思っています。昨年の4月のワンマンでも出演していただいたのですが、毎回すごいなって思うばかりです。ありがとうございます。

3月『液体』のMVも公開予定です。松谷さんの監督、演出です。お楽しみに!

サポートメンバー(学芸員のみなさま)には、今回も本当にお世話になりました。
最近のレコーディングは大体このメンバーです。
もうただただ安心しかありません。しっかり仕込んできてくれた。

私の世界観を好きと言ってくれるメンバーと演奏できることは、
この上ない幸せです。ありがとう。

今回はベースの竹村さんと、コーラスのうじまいさんが、子育て中ということで、
子どもを預けてきた〜と言って参加してくれました。
なんだかすごく尊い気持ちになりました。
二人ともこれまた広い器の持ち主なので、きっと子どももいい子に育つんだろうなあ…。

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たくさん書いてきたのですが、
今回のアンコールのMCでもお話しましたが、今絵本を作っています。
ネットで無料公開をして、かたちとして欲しいと言ってくださる方には受注生産でお届けできたらと思っています。

また、これからの活動ですが、
次の”ライブ”は決まっていません。

それは、別に活動休止をするわけではなく、
むしろ私自身が今の”この時代”で、”表現者”として、何ができるのか、分野を越えて、ライブ以外のことももっと勉強して、やってみようと思っています。

去年、再構築の時期で自分の活動を見つめて、
出した結論は、「やってみよう」でした。

もっと知りたい、もっと広がっていきたい、もっと深めたい。
もっといろんな世界に触れたい。表現したい。

分野を越えた人たちとももっと関わっていきたい。
いろんな景色を見たい。

今回のワンマンでチャレンジできた幸せを忘れずに、
みなさんにまた癒しと感動をお届けできるよう、日々精進していきたいと思います。

たくさんの感情や経験を味わいながら、
いつ終わるとも知れない、長い長い旅は、続きます。

それでは、また次にお会いできる時まで。
お元気で。

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